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都並がパリSG対チェルシーの決勝点を分析「戦術とコンビプレーが凝縮された一撃」

2016.02.20

完璧なコンビプレーで決勝点を奪ったディ・マリアとカバーニ [写真]=Getty Images

 UEFAチャンピオンズリーグが約2カ月ぶりに再開。決勝トーナメント1回戦1st legの4試合が2月16日、17日に行われた。2月19日深夜に日本テレビで放送された『UEFAチャンピオンズリーグハイライト』で、元日本代表DFの都並敏史氏が世界トップクラスのプレーを解説した。

 番組では、決勝トーナメント1回戦の注目カードで3シーズン連続での顔合わせとなったパリ・サンジェルマン対チェルシーを大きくピックアップ。39分にパリSGのズラタン・イブラヒモヴィッチが決めた直接FKについては「数分前のFKの場面は入らなかったので、壁に当てても入るように強く打った」と解説した。

 45分、チェルシーのジョン・オビ・ミケルがCKの流れから決めて同点に追いつく。ウィリアンのCKをジエゴ・コスタがニアサイドに走り込み軌道を変えたところをミケルが押し込んだ。守備の局面でジエゴ・コスタに前を取られてしまったイブラヒモヴィッチについて「競り合いに負けてはいけない」と失点シーンを分析した。

 後半、ホームのパリSGが攻勢を強め、サイドを起点にチェルシーのゴールに迫るが、ガリー・ケーヒル、ブラニスラフ・イヴァノヴィッチの強固な守備を崩せずに時間が過ぎていく。

 均衡が敗れたのは、78分。得点4分前に途中交代で出場したエディンソン・カバーニが右足を振り抜いて決勝点をたたき出した。都並氏は「一気に裏に飛び出すカバーニのスピードと、ディ・マリアのタイミングの良いパス。見事」と舌を巻き、チェルシーのGKティボー・クルトワの股を射抜いたシュートについては「上も下も狙える状況で、下を狙った」と技術の高さを称えた。

 カバーニの決勝弾については「戦術とコンビプレーが凝縮されたゴールだった」と一言。カバーニが出場する前まで、パリSGは「サイドからの攻撃ばかり」で、チェルシーの守備陣は「クロスへの対応は準備ができていて、どんなボールも跳ね返していた」。決勝点のシーンも、マクスウェルがフリーで左サイドを駆け上がり、クロスを送る展開はできていた。しかし、アンヘル・ディ・マリアはカバーニの動き出しを見逃さず、一気に縦パスを出してゴールが生まれた。「コンビプレーが出来上がっている」と都並氏は世界のトッププレーを振り返った。

 決勝トーナメント1回戦1st legの第1週がまとめられた『UEFAチャンピオンズリーグハイライト』は、BS日テレで2月22日(月)24時から、「日テレ無料」での見逃し配信は2月19日(土)15時から一週間限定で視聴可能となっている。次回の放送は、2月26日(金)深夜に放送予定。

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