CL抽選会で「やらせ」? ベスト16から“お馴染み”の対戦カード続出

CL決勝トーナメント1回戦の抽選会 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 14日、スイスのニヨンでチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の抽選会が行われ、来年2月からスタートするベスト16の組み合わせが決定した。

 パリ・サンジェルマン対チェルシーやアーセナル対バルセロナ、ローマ対レアル・マドリードなどCLファンにはお馴染みのカードが揃った今回の抽選。その一方で、ベンフィカ対ゼニトやヘント対ヴォルフスブルクといったCLとしては地味にも感じられるようなカードもあった。

 今回のCLドローに助手として参加したのは、今シーズンのCL決勝アンバサダーを務める元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティ氏。決勝戦はミラノにあるサン・シーロで行われるため、かつてインテルでプレーしたサネッティ氏が選ばれ、抽選者として招かれた。

 しかし、そんなサネッティ氏に「やらせ」疑惑が浮上している。この抽選会で不正があったのではないか、ということだ。

 大会ディレクターを務めるジョルジョ・マルケッティ氏から抽選のボールを手渡されたサネッティ氏。自身の前のボックスには6つのボールが入っていたのだが、サネッティはそれらを混ぜる素振りだけ見せ、最初から触っていた球を選んだシーンがあった。

 サネッティ氏は直前にローマを引いており、このドローはそのローマの対戦相手を決める抽選。結局、この時サネッティ氏が引いたチームはレアル・マドリードで、結果的にビッグマッチが実現したのだ。

 決勝トーナメント1回戦のファーストレグは2016年2月16、17、23、24日に、セカンドレグは3月8、9、15、16日に開催される。

 組み合わせは以下のとおり。(左がファーストレグホーム)

ヘント(ベルギー)vs ヴォルフスブルク(ドイツ)
ローマ(イタリア) vs レアル・マドリード(スペイン)
パリ・サンジェルマン(フランス) vs チェルシー(イングランド)
アーセナル(イングランド) vs バルセロナ(スペイン)
ユヴェントス(イタリア) vs バイエルン(ドイツ)
PSV(オランダ) vs アトレティコ・マドリード(スペイン)
ベンフィカ(ポルトガル) vs ゼニト(ロシア)
ディナモ・キエフ(ウクライナ) vs マンチェスター・C(イングランド)

(記事提供:Qoly)

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