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C・ロナウドが批判を受けるレアル指揮官を擁護「時間を与えるべき」

2015.12.09

ベニテス監督(左)を擁護したC・ロナウド(右) [写真]=Getty Images

 8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ最終節、レアル・マドリードはホームでマルメを8-0で粉砕した。

 すでに首位での決勝トーナメント進出を決めているレアル・マドリードはこの日、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが4ゴール、フランス代表FWカリム・ベンゼマのハットトリックと前線の主役が圧倒的な爆発力を発揮。これにより今シーズンのCLで早くも11ゴールを挙げ、グループステージにおける最多得点記録を塗り替えたC・ロナウドは、試合後の会見で圧勝劇を冷静に振り返った。

「素晴らしい夜となったが、残念ながら最も幸せな一晩ではない。なぜなら、僕たちはグループステージを突破したに過ぎず、まだ何も勝ち取っていないからだ。自分は嘘を付くつもりはないので、記録を破れたことが嬉しいのは認めるけれども、最も重要なのはチームのことだ。個人的には、僕達は試合毎に成長していると思っている」

 先月21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節ではホームで宿敵バルセロナに0-4で完敗したレアル・マドリードでは、結果重視の守備的な戦術を用いながら成績を残せていないラファエル・ベニテス監督には厳しい批判が向けられている。だがC・ロナウドは、個人的に確執も伝えられている指揮官を全面的に擁護した。

「ベニテス監督は良い仕事をしている。新しい環境に着実に適合して来ているので、もう少し時間を与えるべきだ。レアル・マドリードほどのクラブであれば、物事が上手く行かなかった時には人々から厳しい批判を向けられるのは当然だ。しかし、僕たちはバルセロナ戦を経て何かを変えなければならないことが分かった。実際、あの黒星を喫してからは、今日の白星で公式戦5連勝を飾っており、チームは確実に良くなっている」

 レアル・マドリードは今シーズン、主力選手の相次ぐ負傷離脱、ベンゼマのフランス代表のチームメイトでリヨンのMFマチュー・ヴァルブエナへの恐喝疑惑、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)初戦のカディス戦で出場停止の選手を起用して失格処分を受ける大失態と、アクシデントが度重なっている。しかし、チームも自身も状態が上がっていることを強調したC・ロナウドは、今後の巻き返しに意欲を見せた。

「今シーズンは僕たちにとって好ましくない奇妙なことが色々と起きてきた。故障者、ベンゼマ、カディスと、全てがチームにとって逆風となった。しかし、事態は改善しつつあり、今は皆が落ち着いている。個人的には、チームにとって最も重要なピッチでのパフォーマンスが向上していることに、特に満足している。自分も問題を抱えていたが、今は心身ともに状態が上がってきているので、今後もハードワークを続けてゴールやアシストをもってチームを助けて行きたい」

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