今季からセビージャに所属するジョレンテ(写真は11月のもの) [写真]=Bongarts/Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節が8日に行われ、セビージャはホームでユヴェントスと対戦し1-0と勝利。この結果、同日に敗れたボルシアMGを上回り、ヨーロッパリーグ出場権を確保した。この試合で古巣ユヴェントスを相手に決勝ゴールを奪ったFWフェルナンド・ジョレンテが試合後のインタビューに応じ、イタリア紙『トゥットスポルト』がコメントを伝えている。
昨シーズンまで所属したユヴェントス相手に“恩返し弾”を決めたジョレンテは「僕たちにとってとても重要なゴールとなった。もしゴールを奪っていなかったら、欧州の大会から敗退することになっていたからだ。ユヴェントスとの戦いはとても難しい。彼らはとても上手く守るが、セットプレーから得点を獲ることに成功した。マンチェスター・Cには引き分けて欲しかった。そうすれば、ユヴェントスが首位通過できたからだ」とゴールでチームに貢献できたことへの喜びと、古巣への思いを語った。
リーグ戦では途中出場が6回と、ポジションを確保するまでには至っていないジョレンテ。現状については「セビージャに加わってからは恥骨の問題を抱えていて、その上ポジション争いも激しい。でも今は状態が良くなった」と調子が上向いていることを明かした。
また、昨シーズンまでチームメイトだった同胞のスペイン代表FWアルバロ・モラタについては「もし彼にゴールを許していたら、我々にとってとても厳しくなっていただろう。ユーヴェはとても上手く試合をコントロールする術を知っている。(決定機を逃した)モラタは冷静でならなければならない。彼は素晴らしいクオリティーを持っている。プレッシャーを与えてはならない。彼が本来持っている力を示せると私は確信しているし、モラタとユーヴェの成功を願っている」とアドバイスを送っている。