バルセロナに所属するDFヴェルマーレン [写真]=VI-Images via Getty Images
バルセロナ所属のベルギー代表DFトーマス・ヴェルマーレンは現地3日、翌日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第4節の前日会見に臨み、ホームにBATEボリソフ戦を迎える一戦に向けた抱負を述べた。
移籍初年度の昨シーズンは故障により殆どの期間を棒に振り、今シーズンも開幕から1カ月で負傷離脱したヴェルマーレンは、バルセロナの一員としてのCLデビューならびに今後のレギュラー獲得に期待を寄せた。
「もし出場できれば、もちろん自分にとって非常に特別な瞬間になる。バルセロナでの初めてのCLの試合になる訳だからね。チームにはセンターバックでプレーできる多くの選手がいるが、その一方で長丁場のシーズンには多くの試合がある。それゆえ、チームは全ての選手の力を必要としている。選手の誰もが望んでいる通り、自分の特徴を差し置いてでもバルセロナのスタイルに適合して出場機会を増やしたい」
ヴェルマーレンは一方、故障再発を恐れて100パーセントのプレーができない可能性をきっぱりと否定した。
「何度も負傷してしまったことには失望しているし、ピッチ上で僕の頭に何が浮かぶのか疑問の声が上がることは理解できる。だが、今はとても良い状態にあるし、プレーしている時は再び故障することへの恐怖は一切ない」
今シーズンここまで公式戦17試合で23失点と、昨シーズンは鉄壁を誇った守備の綻びが指摘されているバルセロナ。だが、ヴェルマーレンは、最近4試合では1失点と改善の兆しを見せていることを強調した。
「ディフェンスはプレーの重要な一部分であり、今シーズンは昨シーズンのようには上手く行かない試合がいくつかあった。しかし、最近の試合では大きく向上してきている。守備には全選手の貢献が必要なので、チームとしてのまとまりが大切だ」