貴重な同点ゴールを決めたリヒトシュタイナー(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第4節が3日に行われ、ボルシアMGとユヴェントスが対戦した。
昨シーズンの準優勝チームであるユヴェントスは、2連勝で迎えた前節の同一カードをスコアレスドローで終え、3連勝を飾れなかった。一方、ボルシアMGは3試合目にして初の勝点を獲得。逆転でのグループ突破を目指す。ユヴェントスは9月に心臓の手術を受けたスイス代表DFシュテファン・リヒトシュタイナーが約1カ月半ぶりにスタメンに復帰した。
最初にチャンスを作ったのはホームのボルシアMG。14分、ゴール前でボールを受けたマフムド・ダフードが右足でミドルシュート。ボールは枠に向かって飛んだが、クロスバーに当たって外れてしまった。続く18分、左サイドからオスカル・ヴェントがグラウンダーのクロスを入れると、ユヴェントスのジョルジョ・キエッリーニがクリアミス。これを拾ったラファエウがファビアン・ジョンソンにつなぎ、ゴール左下にしっかりと決めた。
その後もホームのボルシアMGがペースを握ったが、追加点を奪えない。すると44分、ユヴェントスが決定機をものにする。左サイドのパトリス・エヴラがアルバロ・モラタにボールを渡し、モラタがポール・ポグバへつなぐ。ポグバがエリア内右へ浮き玉のパスを送ると、走りこんだリヒトシュタイナーが右足ボレーシュート。これが左ポストに当ってネットを揺らし、ユヴェントスが同点に追いついた。このまま1-1で前半を終えた。
後半立ち上がりの53分、ユヴェントスはエルナネスが危険なタックルをしかけて一発退場。10人での戦いを強いられることになった。
ユヴェントスは75分にアンドレア・バルザーリを投入し、5バックで守りを固める。ボルシアMGは終盤までユヴェントスのゴールに迫ったが、このまま1-1のドローに終わった。これでユヴェントスは勝点8の2位、4位のボルシアMGは未勝利の同2でグループステージ敗退が決まった。
次節、ボルシアMGはセビージャと、ユヴェントスはマンチェスター・Cとそれぞれホームで対戦する。
【得点者】
1-0 18分 ファビアン・ジョンソン(ボルシアMG)
1-1 44分 シュテファン・リヒトシュタイナー(ユヴェントス)
By サッカーキング編集部
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