ユヴェントスを率いるアッレグリ監督 [写真]=Getty Images
21日にチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第3節でボルシアMGと対戦するユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、前日記者会見に臨んだ。20日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
今シーズンのセリエAで14位に沈んでいるユヴェントスだが、CLではマンチェスター・Cとセビージャ相手に2連勝を飾り、グループ首位に立っている。指揮官は、「(決勝トーナメント進出に向けて)決定的な試合だが、そのためには勝利が必要だ」と重要な一戦であることを強調。
また、「ボルシアMGを過小評価するようなことがあれば、それは我々が偉大なチームとして成熟していないことを意味する。チームのコンディションは良くなっているが、(第2節の)セビージャ戦より困難になるだろう。ボルシアMGのチーム状態は上昇傾向にあるからね。精神的に改善し、結果も変わった。彼らがクオリティを欠いたことはない」と続け、対戦相手を警戒している。
リーグ戦では、18日にインテルとの“イタリア・ダービー”を戦い0-0の引き分けに終わったユヴェントス。アッレグリ監督は、「(インテル戦は)良いパフォーマンスだったが、我々は遅れを取っている。勝ち点1だけでは大きく順位を変えることはできない。巻き返すには勝ち始めなければならないんだ」と内容には満足感を示すも、勝利が必要だと述べた。
そして、背番号「10」を背負うフランス代表MFポール・ポグバについて、「彼は再び自分を見つけなければならない。シンプルにプレーして自信を取り戻してほしい。我々に多くを与えることができる選手だが、私は彼により多くのことを求めているんだ」と言及し、バロンドール受賞の可能性を問われると、「彼にはまだ大きく成長する余地があるよ」とコメントしている。