9月22日ヴォルフスブルク戦のバイエルンサポーター [写真]=Getty Images
バイエルンのサポーターが、アーセナル戦のチケット代に不満を持っているようだ。14日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えた。
バイエルンは20日、敵地でチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節のアーセナル戦に臨む。同試合が開催されるアーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアムの高額なチケット代に、バイエルンのサポーターは不満を募らせている模様。チケット代は、最も安い席で64ポンド(約12000円)、ドイツまでの送料を含めると100ユーロ(約13500円)に達するという。
同クラブのサポーターグループはSNS上で、「エミレーツ・スタジアムのチケット代では、若者や社会的弱者がスタジアムを訪れることは不可能だ。これはフットボールの基本である楽しむ文化を破壊している」と高額なチケット代の価格設定に猛抗議の姿勢を見せた。
また、「アーセナル戦の最初の5分、我々はアウェーエリアに入らない。空席が見え、歌声や感情がスタジアムに響くことはないだろう」と声明を出し、試合開始直後の応援をボイコットする模様。