鋭いドリブルでヴォルフスブルクの守備網を混乱に陥れたマルシャル [写真]=Getty Images
元日本代表DFの都並敏史氏が10月2日深夜放送の日本テレビ『UEFAチャンピオンズリーグハイライト』に出演。熱戦が繰り広げられたグループステージ第2節を解説した。
マンチェスター・Uが本拠地オールド・トラッフォードにヴォルフスブルクを迎えた一戦では、1トップで先発した19歳のFWアントニー・マルシャルに注目。得意のドリブルでヴォルフスブルクの守備網を切り裂くプレーに「ドリブルのリズムが良い。アンリ2世って言われているけど、僕にはペレに見える。“平成のペレ”だね」と絶賛。53分に生まれたDFクリス・スモーリングの決勝点については、「(アシストした)マタのヒールキックは、もちろんすごいけど、スモーリングもシュートをしっかりと右足のアウトサイドで狙っていて、すねに当てている。左足で狙うとミスするシーン。倒れ込みながら、狙うとボールに当たる面が広くなる。これが大事」と逆転ゴールのシーンを分析した。
バルセロナが逆転で今季初勝利を手にしたレヴァークーゼン戦についても解説。80分、途中出場のセルジ・ロベルトが同点ゴールを決めると「パスを出した後、最前線に出て行った姿勢が得点につながった」と話し、その2分後に決まったルイス・スアレスの逆転ゴールは「簡単には入らないシュート。後ろに下がりながら、体を捻ってこれだけ強いシュートを打てるのは、軸足の左足がしっかりしていて計算できている証拠」とワールドクラスのプレーを称えた。
『UEFAチャンピオンズリーグハイライト』は、BS日テレで10月5日(月)24時から、「日テレ無料」での見逃し配信は10月3日(土)15時から一週間限定で視聴可能となっている。グループリーグ第3節のハイライトは、10月23日(金)26時10分から日本テレビで放送予定。
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