C・ロナウド(右)に記念トロフィーを授与したペレス会長(左) [写真]=Getty Images
レアル・マドリードは2日、クラブ最多得点記録を更新したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの表彰セレモニーを行った。同日、クラブ公式サイトがフロレンティーノ・ペレス会長の言葉を伝えている。
C・ロナウドは、9月30日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のマルメ戦で2得点をマーク。レアル・マドリードでの通算得点数を324ゴールに伸ばし、NASL(北米サッカーリーグ、アメリカ2部相当)のニューヨーク・コスモスに所属する元スペイン代表FWラウール・ゴンサレスの323得点を上回ってクラブ最多得点者となった。
同セレモニーはクラブの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われ、ペレス会長やクラブ幹部、チームメート、コーチ陣、母親、息子、友人たちが見守る中、C・ロナウドが入場。そしてこれまで同選手が挙げた数々のゴールシーンの映像が流れた後、ペレス会長がスピーチを披露している。
「今日はマドリディスタにとって非常に感動的な日である」と話し始めた同会長は、「クリスティアーノは、チャンピオンズリーグ(チャンピオンズカップ含む)10タイトルを獲得している世界最高のクラブ、レアル・マドリードの最多得点選手になった。308試合324ゴールというのは比類なきものであり、それは自分自身を克服し、決して諦めることなくこのエンブレムに全てを捧げるという、クリスティアーノ・ロナウドの欲求によるものだと理解することができる」と、C・ロナウドの記録達成について語った。
そして、「レアル・マドリードのファンは本当に君のことが好きで崇拝している。君がこのクラブにとってどれほどの意味を持っているのか、みんな知っているからね。君はサッカーを愛する人々にとっての模範だ」と同選手にメッセージを送り、「この数字で、君はレアル・マドリードの偉大な全ストライカーたちを上回った。その名前はすでにレアル・マドリードの伝説になっている。そしてゴールはさらに増え続けるだろう。君が我々に与えてくれること、その献身的姿勢や責務に感謝している。おめでとう、クリスティアーノ。そして伝説が続くことを願う」と賛辞を述べ、今後のさらなる活躍にも期待を寄せている。
By サッカーキング編集部
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