強い古巣愛を示すイブラ、11月のマルメ戦で広場を貸切りPV開催へ

イブラヒモヴィッチ

15日のマルメ戦に出場したイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images

 先日グループステージ第1節が行われたチャンピオンズリーグだが、そのグループステージの組み合わせ抽選会が行われた直後、ズラタン・イブラヒモヴィッチがソーシャルメディア上に投稿した内容が話題となった。

 自身がキャリアをスタートさせたマルメとの対戦が実現し、思わず興奮してその胸の内を明かしたイブラヒモヴィッチ。常にマイウェイを行く同選手の意外にも思える一面だった。

 さて、そんなイブラヒモヴィッチがこの時書いていた内容には少し気になる箇所があった。

「マルメに住む全ての人がスタジアムを訪れられないのは残念だが、スタジアムでの歓声をマルメ中に響き渡せることを俺が保障する」

 ちょっと不可解だったのは後半の部分。「スタジアムでの歓声をマルメ中に響き渡らせることを保障する」というのはどういう意味なのだろう?

 しかし、この投稿からおよそ3週間が経過し、イブラヒモヴィッチがその真相を明かしてくれた。

 イブラヒモヴィッチはこの内容を自身のフェイスブック(Zlatan Ibrahimovic)とインスタグラム(@iamzlatanibrahimovic)に投稿しているのだが、その日本語訳を掲載しよう。

■ズラタン・イブラヒモヴィッチ(パリ・サンジェルマン)

「俺は以前、『この試合の歓声がマルメ中に響き渡る』と言ったね。そして今、マルメにいる全ての人がこの試合を観戦できるように手配したよ。試合が行われる11月25日、(マルメの)メインスクエアを予約したんだ。みんなおいで! その日、さらなるサプライズが待っているよ。帰り道にて…」

 そう、イブラヒモヴィッチはマルメで開催される試合当日、広場を実費で貸し切りパブリックビューイングを開催することにしたのだという。

 同選手はかつて、「マルメでCLを戦うのが夢」だと語っていた。それだけに、自身の夢が叶う瞬間をできるだけ多くの人に観戦してもらおうと思ったのだろう。当日にはさらなるサプライズがあるようで、多くのマルメファンが現地を訪れるに違いない。

 ちなみにこのイブラヒモヴィッチ、パリ・サンジェルマンの本拠地、パルク・デ・プランスで行われたマルメ戦のキックオフ直前にはこんな投稿をしていた。

 古巣との対戦が待ちきれなかったのか、「キックオフまであと1時間…」とツイート。イブラヒモヴィッチが抱くマルメへの想いは、相当なものである。

(記事提供:Qoly)

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