CLで対戦したメッシ(左)とディニュ(右) [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節、バルセロナはローマを相手に1-1で引き分け、ドローでのスタートとなった。
バルセロナは21分にウルグアイ代表FWルイス・スアレスのゴールで先制したが、ローマのイタリア代表MFアレッサンドロ・フロレンツィに超ロングシュートを決められて失点。その後、追加点を奪えずにタイムアップを迎えた。
さて、この試合の先制ゴールの場面でバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが見せた行動が秘かに話題になっている。
クロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチのクロスをスアレスが頭で合わせると、バルセロナの選手たちがゴールを決めたスアレスのもとに一目散に駆けつけた。そんななか、メッシは一人その輪に加わることなくゴールとは逆方向へ歩いて行く。向かった先はローマのフランス代表DFリュカ・ディニュのもとであった。ゴール直前、ボックス内で接触していたメッシとディニュ。
メッシはゴールを祝うより先に、足を踏んで倒してしまったディニュの様子を心配していたのだ。ボールを見ているなかでの衝突で、故意に踏んだわけではないようだが、メッシが見せたさりげない気遣いであった。ディニュはこの後もプレーを続け無事フル出場している。
なお、メッシにとってはこの試合が記念すべきCL通算100試合目であった。
(記事提供:Qoly)