長年ともにプレーしてきたシャビ(左)とイニエスタ(右)[写真]=Photo by VI Images via Getty Images
バルセロナの元スペイン代表MFシャビは、6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝、ユヴェントス戦での途中出場によりCL通算出場数を151に伸ばし、歴代最多を記録している。
今シーズン終了後、カタールのアル・サッドに移籍することが決まっているシャビは、この試合がバルセロナでのラストゲームとなっていた。
バルセロナ1点リードで迎えた78分、シャビは代表とクラブで長年ともにプレーしてきた盟友、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタからキャプテンマークを受け継ぎ途中出場を果たす。これにより、試合前までCL通算出場150試合でレアル・マドリード所属の同代表GKイケル・カシージャスと並んでいた数字を151とし、単独トップに立った。
同選手は1998年のデビューからバルセロナ一筋でキャリアを積み重ね、リーガ・エスパニョーラ優勝8回をはじめ、多くのタイトルを獲得。CLでは2006年、2009年、2011年に続く4度目の優勝を成し遂げた。
ラストゲームで偉大な記録を達成し、キャプテンとしてCL優勝トロフィー“ビッグイヤー”を掲げたシャビは、最高の形でバルセロナに別れを告げ新天地へ向かう。