CL準決勝を戦ったアッレグリ監督(左)とアンチェロッティ監督(右)[写真]=Anadolu Agency/Getty Images
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝セカンドレグが13日に行われ、ユヴェントスは前回大会覇者のレアル・マドリードとアウェーで対戦し1-1と引き分け、2戦合計3-2で決勝進出を決めた。
監督就任1年目で、12年ぶりとなる決勝に駒を進めたマッシミリアーノ・アッレグリ監督のコメントを、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。
セリエAですでに優勝を決め、コッパ・イタリアに続き、チャンピオンズリーグでも決勝進出を果たして3冠達成の可能性を残したアッレグリ監督。「決勝進出に値する試合だった。前半を戦った後は簡単な流れではなかったが、我々は落ち着いていた。(アルバロ・)モラタは、重要な選手になりつつある。レアルでは多くのスーパースターがいたことで、あまりプレーしていなかった。我々のところに来てからは、ベンチからスタートしたが、とても成長しているね。スーパースターになれるだろう」と語り、2戦で2ゴールを挙げ、決勝進出の立役者となったモラタを称えた。
「3冠達成のことは考えていない。まずは(5月20日に開催の)コッパ・イタリア決勝だ。ハーフタイムには、選手たちにもっと良くプレーするように命じた。そしてそのようにプレーしてくれた。自分たちの出発点を考えると、決勝進出は素晴らしい結果だ。特に、ヨーロッパで3強の一つであるレアルを倒したことは、本当に素晴らしいことだ。2点目を決めることができたとも考えられる。レアルは恐ろしく強いチーム。とりわけ疾風のような攻撃は、あらゆるものをなぎ倒す。我々は耐え切ることができた」
バルセロナとの決勝については、「一発勝負。双方にとって難しい試合になるだろう。強力な3トップを擁するものの、倒せない相手ではない。唯一無二の試合だが、私はバルセロナと対戦するのに慣れている。この3年で8回、戦っているからね」と、ミランを指揮した際にバルセロナと多くの試合をこなしていることを強調した。