セビージャに勝利し、選手たちと喜ぶアンチェロッティ監督(中央)[写真]=Getty Images
5日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝ファーストレグで、レアル・マドリードはユヴェントスと対戦する。レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が前日会見に臨み、同クラブ公式HPがコメントを伝えている。
かつてユヴェントスを率いていたアンチェロッティ監督は、「準決勝は接戦になると確信している。ユヴェントスが最後に準決勝を戦ってから何年か経過しているが、彼らは土曜にセリエA優勝を決めて、この試合に全ての自信を注ぎ込むだろう。質の高い選手たちとたくさんの経験を持った強いチームだ」と、古巣を警戒した。
また、昨シーズンまでレアルでプレーしていたスペイン代表FWアルバロ・モラタについて問われると、「モラタ、カルロス・テベス、アンドレア・ピルロ、アルトゥーロ・ビダルのように、チームを組み立てる時に考慮しなければならない選手たちがいる。1人の選手に集中することはない。全ての強力な選手たちに集中しないといけない」と、明かした。
さらに同監督は、負傷から復帰したウェールズ代表MFガレス・ベイルについて「完璧な状態だ。小さなけがをしていたから、治療の時間を与えた。(2日に行われた)セビージャ戦で30分間プレーして、100パーセントの状態であること示した」と語ると、「この試合で重要なことは、可能な限り実力を発揮することだ。チームは自信に満ちていて、すべての選手は上手くやっている。彼らは全てを出し尽くそうと努力している」と、試合のポイントを口にしている。