トレーニング中のミュラー(左)とグアルディオラ監督(右)[写真]=Getty Images for FC Bayern
バイエルンは、6日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝ファーストレグでバルセロナと対戦する。敵地カンプ・ノウでの大一番を前に、ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが意気込みを語った。3日、クラブ公式サイトが伝えている。
すでにブンデスリーガ優勝を決めているバイエルンは2日にリーグ戦第31節でレヴァークーゼンと対戦。ミュラーを含む多くの主力選手を温存した結果0-2と敗れたが、同選手は「もちろんリーグ戦でも敬意をもってプレーしたいけど、正直なところ、僕たちにとって重要なのはもはやチャンピオンズリーグの準決勝ただ一つなんだ。きっとみんなも理解してくれるはずだよ」と、チームがCLを優先したのは仕方のないことだと話した。
また、現在絶好調のバルセロナに対しては、「彼らの強さは知っている。特に攻撃に関しては世界最高レベルだね。(リオネル・)メッシのドリブルを相手にするディフェンダーは本当に苦労するだろう」と、相手の強さを認めつつ、「でも我々だって準備はできている。僕らの監督は、彼らを誰よりも知り尽くしている。きっと勝利へ導いてくれるはずだ」と、古巣との対戦となるジョゼップ・グアルディオラ監督に信頼を寄せている。
最後にミュラーは「僕は楽観的に捉えているよ。自分たちならなんでも成し遂げられると信じているし、あそこ(カンプ・ノウ)で勝ってくるつもりだ」と、勝利への自信を示した。