ユーヴェ戦に出場したドルトムントのギュンドアン(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のセカンドレグが18日に行われ、ユヴェントスはアウェーで日本代表MF香川真司の所属するドルトムントと対戦。3-0で勝利を収め、2戦合計5-1でベスト8に駒を進めた。
チームを2年ぶりに8強に導いたマッシミリアーノ・アッレグリ監督が試合後にイタリアメディア『Sky』のインタビューに応えている。
「相手に何も許さず、我々は良いプレーを見せた。勝利に値するものだ。選手たちはヨーロッパの舞台で、何かしらやれることを証明した。ユーヴェは、どんなチームとも戦えるということを認識しなければならない」
「自分たちよりも実力で上回るチームは3、4チームあるが、チャンピオンズリーグではあらゆることが起こりうる。ここ数年はヨーロッパの舞台で常に良い結果を出してきた相手を破り、1回戦を突破できて嬉しく思う。これから、日曜日の一戦(セリエA第28節)のジェノアとの戦いについて考えたい」
勝利を喜ぶアッレグリ監督は、「トレーニングでは(イルカイ・)ギュンドアンを封じ込む練習を行った。彼のプレーを制限させれば、ドルトムントの前線へのパスの供給を押さえ込むことができるからだ。そうしたことで我々は成功を収めることができた」と明かし、「我々の守備はファーストレグのように良いプレーを見せた。システムを変更した際、最初は困難に陥った。だが時間が経つにつれて統率がとれるようになり、チームは本当に良いプレーを見せてくれた」と言明。ギュンドアンを徹底的にマークする作戦が功を奏したことを主張している。