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指揮官がサポの愚行を非難「チェルシーの恥」…被害者を試合に招待

2015.02.21

チェルシーを率いるモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

 チェルシーは、17日の夜にパリ市内の地下鉄で起こった人種差別行為の一件について、新たに2名のサポーターに対し、一時的に本拠地スタンフォード・ブリッジへの入場を禁止すると発表した。21日、クラブ公式HPで伝えている。

 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、チェルシーは敵地でパリSGと対戦。同試合前にパリ市内の地下鉄で、チェルシーのサポーター集団が黒人男性に向けて「俺たちはレイシスト!」とのチャントを歌い、意図的に乗車を妨害したことが明らかとなっていた。

 クラブはこの件に関し、すでに3名のサポーターに対して入場禁止処分を発表していた。現在も調査は継続中で、入場を無期限で禁止する可能性も示唆している。

 また、チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、「彼らはチェルシーではない」と非難。「チェルシーとはオーナーや監督、選手たち、クラブで働く人たち、そして真のチェルシー・サポーターのことだ」と語った。

「この件を知ったとき恥だと感じた。しかし、そう感じるべきではない。なぜなら、私はそういった人々と関係があること自体を拒否するからだ。ロッカールームも同じような反応をしていた。失望を抱き、その状況を非難した。そして、被害者をサポートする気持ちを示した」

 指揮官は「この事件が起きた直後から、クラブはあらゆる手段を使って調査している」と現状を説明し、「その紳士に対しては、本当に申し訳ないと思っている」と謝罪の言葉を述べた。

 クラブは、3月11日にスタンフォード・ブリッジ行われるCL決勝トーナメント1回戦セカンドレグに、この一件の被害者とされる男性とその家族を招待することを明かしている。モウリーニョ監督は、「その男性がフットボールを好きかどうかは分からないし、現時点で、恐らく彼はチェルシーについて間違った考えを抱いているはずだろう。しかし、(観戦してもらうことで)その出来事に関わった人たちが『チェルシーではない』と感じてくれることを私は確信している」と語っている。

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