CLメンバー外のヨヴェティッチが指揮官を痛烈批判「僕を殺した」

ペジェグリーニ監督(左)を批判したヨヴェティッチ(右) [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Cに所属するモンテネグロ代表FWステヴァン・ヨヴェティッチが、同クラブを率いるマヌエル・ペジェグリーニ監督に対して、批判的な発言をしたことが明らかになった。14日付のイギリス紙『テレグラフ』が報じている。

 いよいよ17日からチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦が始まる。マンチェスター・Cは24日にホームでバルセロナとの初戦を迎えるが、ヨヴェティッチはこの試合に出場することは出来ない。5日に発表されたマンチェスター・Cの登録メンバー変更では、ヨヴェティッチがメンバーを外れ、スウォンジーから新加入したコートジボワール代表FWウィルフリード・ボニーがメンバー入りを果たしたのだ。

 これに対しヨヴェティッチは「(ペジェグリーニ)監督は、その決断で僕を殺した。僕はそこ(CLの舞台)に値すると思うし、みんなそう言ってくれている」と、自身を登録メンバーから外したペジェグリーニ監督を強く非難している。

 続けて「人々は僕を優れた選手だと言ってくれているが、監督がそのように思っていないのは明らかだ。今は本当にがっかりしているし、それが良い決断や正しい判断だとは思わない。自分はリストに入るべきだと思ったから、監督に対しても言ったよ。でも彼は聞く耳を持たなかった。僕はチャンピオンズリーグに出るためにここに来たのに」と、同監督に対する怒りを露わにした。

 以前から他クラブの関心を寄せられていたヨヴェティッチだが、今回の問題で移籍の可能性がより高まった。それについては「未来についての決断はまだ下していない。夏まで待ってどうなるのか見てみよう。ただ今回の件は、彼(ペジェグリーニ監督)がどうしたいかというメッセージだね」と、移籍の可能性を示唆している。

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