勝利を喜ぶバイエルンの選手たち [写真]=Bongarts/Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループEの最終節が10日に行われ、バイエルンとCSKAモスクワが対戦した。
バイエルンの首位通過が確定しているグループEは、勝ち点5で並ぶローマ、マンチェスター・C、CSKAモスクワに決勝トーナメント進出の可能性が残されていた。CSKAモスクワは、勝利を収めてもグループステージ突破はローマ対マンチェスター・Cの結果次第という状況で今回の一戦を迎えた。
試合はバイエルンが主導権を握る展開となり、18分にフランク・リベリーがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをトーマス・ミュラーが決めて先制した。
その後は、スコアが動かずに試合は推移。しかし、終盤に再びバイエルンがCSKAモスクワのゴールを襲う。84分、左サイドからのクロスにファーサイドでフリーになっていたセバスティアン・ローデが頭で合わせて追加点を奪った。
さらに90分、バイエルンはロベルト・レヴァンドフスキのパスを受けたマリオ・ゲッツェがゴールを奪い、CSKAモスクワを突き放す。試合はこのままタイムアップとなり、3-0でバイエルンが勝利。敗れたCSKAモスクワはグループステージ敗退が決まった。
また、同時刻に行われた試合でマンチェスター・Cがローマに勝利。この結果、グループEはバイエルンが首位、マンチェスター・Cが2位、ローマが3位となり、CSKAモスクワは最下位が確定した。
【得点者】
1-0 18分 トーマス・ミュラー(バイエルン)
2-0 84分 セバスティアン・ローデ(バイエルン)
3-0 90分 マリオ・ゲッツェ(バイエルン)