CLに臨むドルトムント、先発GKはどちらか…独メディアが注目

ヴァイデンフェラー

ヴァイデンフェラー(左)とランゲラク(右)、先発するのはどちらか [写真]=Bongarts/Getty Images

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは8日、翌9日に開催されるチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節のアンデルレヒト戦に向けて前日会見を行ったが、同試合で誰がGKを務めるのか、ドイツメディアの注目が集まっている。

 5日に行われたブンデスリーガ第14節のホッフェンハイム戦では、2002年から在籍してブンデスリーガ326試合に出場してきたドイツ代表GKローマン・ヴァイデンフェラーではなく、オーストラリア代表GKミチェル・ランゲラクがゴールマウスを守った。

 そのため会見では「正GKは誰なのか?」という類の質問がユルゲン・クロップ監督に多く浴びせられ、それに対して同監督は「私はヴァイデンフェラーを100パーセント信頼している。だがそれはミッチー(ランゲラク)に対しても同様だ」と回答。また前節でランゲラクを先発起用した際に、ヴァイデンフェラーへ説明をしたかどうかについては「我々の今の状況では、その(説明をする)ための時間はないし、そういう考えもない」とコメントした。

 スポーツディレクターのミヒャエル・ツォルク氏は、ドイツ紙『ビルト』の取材を受けた際に「クロップ監督は『今シーズンずっとこのままランゲラクで行く』という決定をしたわけではない」と話しているが、その保証はどこにもない。

 また同紙は、「もしこのままヴァイデンフェラーがベンチに座り続けるのであれば、彼は契約が切れる2016年よりも前に出ていくだろう」とも記している。

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