アーセナル指揮官、株主の批判に反論「力強いシーズンになると確信」

ヴェンゲル

ヴェンゲル監督が株主の批判に反論 [写真]=Arsenal FC via Getty Images

 アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督が、クラブの第二主要株主から受けた批判に反論した。25日のイギリス紙『デイリー・ミラー』などが報じた。

 ウズベキスタン人投資家のアリシェル・ウスマノフ氏は、今シーズンのアーセナルがヴェンゲル体制下で史上最低の成績を記録していることを受け、アメリカのテレビ番組『CNBC』に対し、「自分のミスを認めなければ高いレベルは維持できない」と批判。これに対し、ヴェンゲル監督は次のように反論した。

「まず、私は18年間の在任期間で示してきたように、どんな批判も受け入れられる。誰しも意見を言う権利はあるが、このクラブには様々な価値観がある。その一つとして、我々が厳しい時期を過ごす時は団結力を見せるということがある。それは非常に重要だ。もう一つには、何か言いたいことがある時は面と向かって言うということだ。我々はメディアに語る必要はない」

「私は私情を持ち込まないし、意見には敬意を払う。このクラブの人間なら、そうあるべきだ。味方と敵の両方になってはならない。重要なのは、クラブ内でどれだけ連帯意識があるかであり、我々の質が問われる時にどう改善を図れるか。個人的には、チーム内に非常に強い団結心を感じるし、非常に力強いシーズンになると確信している」

 現在、プレミアリーグで8位に低迷しているアーセナルは、26日にホームで行われるチャンピオンズリーグのグループステージ第5節で日本代表MF香川真司とMF丸岡満のドルトムントと対戦する。

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