ブンデスは欧州1番のリーグか…ベッケンバウアー氏「まだ早すぎる」

ベッケンバウアー

ブンデスリーガについてのインタビューに応えたベッケンバウアー氏 [写真]=Bongarts/Getty Images

 2012-13シーズン、史上初めてブンデスリーガのクラブ同士のチャンピオンズリーグ決勝が行われ、今やUEFAリーグランキングも3位。90年台後半から2000年台中頃まで低迷していたドイツだが、再びヨーロッパで日の目を浴びるようになった。

 ドイツ紙『ビルト』は24日、バイエルンの名誉会長フランツ・ベッケンバウアー氏とのインタビューを掲載し、「ブンデスリーガはヨーロッパで1番のリーグか? 」という質問をぶつけている。これについて同氏は以下のようにコメントした。

「その質問はまだ早すぎる。確かにバイエルン、ドルトムント、レヴァークーゼンなどのCLでの順位表はいい様に見える。シャルケにもまだチャンスはあるだろう。4クラブ全てが今週の試合に勝利し、バイエルンにいたってはローマで歴史的な7-1という結果だった。だが、ブンデスリーガが欧州のその他の主要リーグの中で1番だとはまだ答えられない。(それに言及できるのは)ベスト8に入ってからだね」

 今シーズンCLに参加しているドイツの4クラブ中、シャルケを除く3クラブがグループステージで現在首位に立ち、ヨーロッパリーグに参戦するボルシアMGとヴォルフスブルクも2位につける好調ぶり。今シーズン、現時点で各国リーグが稼いだポイント数では、ブンデスリーガが6857ポイントで堂々の1位に輝いている。ちなみにリーガ・エスパニョーラが6642ポイントで2位に、セリエAが6500ポイントで3位につけている。

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