CL敗戦のユベントスに言及したアリーゴ・サッキ氏 [写真]=Getty Images
かつてミランやイタリア代表を指揮したアリーゴ・サッキ氏は、ユヴェントスが欧州カップ戦のフットボールに適応していないとの見解を述べた。イタリアメディア『Football ITALIA』が23日に伝えている。
ユヴェントスは、22日に行われたチャンピオンズリーグ・グループA第3節でオリンピアコスと対戦。36分にスイス代表MFパイティム・カサミのゴールで先制を許したユヴェントスは、後半から猛攻を見せたものの、0-1で敗れた。サッキ氏は「ここ最近のチャンピオンズリーグは、ユヴェントスにとって難しいものとなっている」と語り、次のように続けた。
「フットボールは欧州の舞台において異なる種類のものとなっている。ユヴェントスの猛攻が実らなかったことが不運なものだとしても、勢いに乗ってゴールを奪えていたとは思えない」
「両者が見せた前半は、とても平凡なものだった。唯一良かったのは、オリンピアコスがゴールを奪ったシーンだけだ。我々(イタリア勢)のフットボールは、個人の能力に頼るもので、非常にスローペースだ。我々がやっているフットボールは、欧州のものとは異なる」
「オリンピアコスは、常にゴールを奪おうとトライしていた。イタリアではそういった姿勢を見せないクラブもある」
(記事/超ワールドサッカー)