S・リスボン戦に臨むチェルシーのモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、30日に行われるチャンピオンズリーグ・グループG第2節、日本代表FW田中順也のスポルティング・リスボン戦に向けた意気込みを語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
17日に行われたグループG第1節でシャルケと引き分けたチェルシーは、同じく第1節をドローで終えたスポルティングとアウェーで対戦する。モウリーニョ監督は、スポルティングが引き分けを狙って戦うようなチームではないとし、今回の一戦が激しいものになるとの考えを示した。
「スポルティングは自分たちの武器を備えている。相手にとっては、1ポイントは良い結果と考えることができるだろう。では、そのチームは1ポイントを手にすることを目標として戦略を立てるだろうか。我々は、ドローのためではなく、勝つためにプレーするチームを見てきた。彼らが自分たちのアイデンティティを持つなら、この試合は素晴らしい試合になるだろう」
またスポルティングは、モウリーニョ監督がかつてボビー・ロブソン氏のアシスタントとして働いたクラブでもある。今回の対戦については特別な感情があるようだ。
「誇らしい感覚があるよ。(監督業の)キャリアの最初だったから、できるだけアシストを行おうと試みた。唯一の悪い記憶は、そこを去った時のことだ。しかし、私には彼らに対する悪意はない」
「私がチャンピオンズリーグでポルトガルのチームと対戦したのは2006-2007シーズンが最後だから、長い時間が経った。素晴らしい喜びがある」
「もし私がこのグループの最終的な勝ち上がりチームを決めることができるなら、チェルシーが1位でスポルティングが2位になることを選ぶだろう」
(記事/超ワールドサッカー)