現役のカシージャスや、元レアルのメンバー達と写真を撮るラウール(左端) [写真]=Real Madrid via Getty Images
24日に行われたチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリードはアトレティコ・マドリードを4-1で下し優勝した。今回12年ぶりのチャンピオンズリーグ優勝で、レアルは10度目の欧州制覇となり“ラ・デシマ”を達成している。
レアル元主将で現在はアル・サッドでプレーするFWラウール・ゴンサレスも、この試合をスタンドで観戦しており、優勝決定後もロッカールームで選手たちとお祝いに参加している。そして次のように喜びを語っている。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
「他のレアルファンと同じように嬉しいよ。僕たちにとって10度目となった、この欧州制覇は歴史的な偉業だ。特に長い間苦しみ、難しい時期を経験したからね」
「スタンドから見ているのは難しかった。チームは試合中、終始もがいていたが、冷静だった。だから最後のプレーまで同点を狙っていたし、追いつくことができたんだ」
「カシージャスは素晴らしいシーズンを過ごしていた。ゴールについては運がなかった。でもレアルがここまで来ることができたのは、今までの試合で彼の素晴らしいパフォーマンスがあったからだ」
「僕は3度決勝でプレーし、全て勝ち取った。いろいろな思い出がよみがえったよ。選手たち、監督やスタッフ、クラブに関わるすべての人と同様に僕も嬉しいよ」
ラウールは、1994年から2010年までレアル・マドリードに在籍。6度のリーガ・エスパニョーラ優勝と3度のチャンピオンズリーグ優勝を経験している。