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R・マドリード、バイエルンとのCL準決勝先勝の影に知将サッキ氏の助言

2014.04.24

バイエルン戦で先制ゴールを決めたベンゼマ [写真]=Getty Images

 現地23日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1st Leg、現王者のバイエルン・ミュンヘンを本拠地サンティアゴ・ベルナベウに迎えたR・マドリードは、フランス代表FWベンゼマのゴールにより1‐0で勝利を収め、12シーズン振りの決勝進出に王手を掛けた。

 優勝候補筆頭としてCL連覇を狙うバイエルンに対し、ボール・ポゼッションでは大きく下回ったものの、決定機の数では大きく上回ったR・マドリード。相手にあえてボールを持たせて、最大の武器であるカウンターを活かすことに成功した影には、カルロ・アンチェロッティ監督の恩師であり、R・マドリードのスポーツ・ディレクターを務めた経験を持つアリゴ・サッキ氏からの助言があったという。

 1980年代にフットボール界に革命をもたらした知将サッキ氏を、ミランでは選手として、イタリア代表ではアシスタント・コーチとして支える一方、戦術論や指導法で多大な影響を受けたというアンチェロッティ監督。試合後の会見では、サッキ氏と入念に相談したうえ、バイエルンがホームでドルトムントに0‐3で敗れた今月現地12日の一戦を参考に戦い方を固めたことを明らかにしている。

「サッキとは頻繁に連絡を取っている。なぜなら、彼は私の師匠だからだ。一方、彼は私やR・マドリードのファンだ。我々は今回の一戦に向け、ゲームプランについて話し合った。彼からはその時、『バイエルンのドルトムント戦を確認するんだ。チームがあのような形で敗れるというのは、何かが機能していないからだ』とも言われたよ」

 一方のサッキ氏も、母国イタリアで同試合の解説を行った際に、弟子のアンチェロッティ監督に率いられたR・マドリードが、バイエルンの持ち味を消したとの見解を示している。

「バイエルンはどのようにプレーをするべきか心得ている。しかし、今日は必要とされる半分のスピードでしかそれを実践できなかった」

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