激しく競り合うセルヒオ・ラモス(上)とマンジュキッチ(下) [写真]=Getty Images
レアル・マドリードは23日、ホームで行われたチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグでバイエルンと対戦。フランス代表FWカリム・ベンゼマのゴールで、1-0と先勝した。
フル出場したスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは試合後、「激しく緊迫感があり、運動量が必要だった」とクラブ公式HPを通じてコメント。「しかも、相手はボール保持を望むチーム。守備での素晴しいプレーだけでなく、チャンスも作り出した。ミュンヘンでの試合に向けて大きな結果だね」と完封勝利を喜んだ。
ボール保持率では下回ったものの、「ポゼッションを放棄したことはないが、相手はポゼッションを望む高いレベルの選手が揃っている。彼らにダメージを与える術を知っていたんだ。チームの働きと結果に満足しているよ」と振り返った。12シーズンぶりの決勝進出のかかる、29日にアウェーで行われるセカンドレグに向けては、「相手をしっかりと研究して、驕ることなく勝利への思いを持って挑むよ」と、引き締めた。
また、ホームでのファンについても言及。「誇りに思うよ。本当に信じられないぐらい後押しをしてくれた。彼らの後押しがあれば、簡単に負けはしない。レアル・マドリードで10年間プレーをしているが、今日のことは決して忘れることはない。スタジアムに到着した時から信じられないくらいの後押しがあった。彼らの愛情に感謝しているし、自分達と共にこの喜びを分かち合って欲しい」と感謝を語った。