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レアル指揮官「我々の仕事はファンをCL決勝に連れていくこと」

2014.04.24

指揮を執るアンチェロッティ監督(中央) [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードは23日、ホームで行われたチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグでバイエルンと対戦。フランス代表FWカリム・ベンゼマのゴールで、1-0と先勝した。

 試合後、カルロ・アンチェロッティ監督は、以下のように勝利を振り返った。クラブ公式HPが伝えている。

「チームは良いプレーをした。全員が素晴らしい試合をした」と称賛したアンチェロッティ監督は、「スペクタクルな雰囲気とファンの非常に大きな後押しがあったよ。我々の仕事は、ファンをリスボンに連れて行くことであり、そのために全てのことを行うよ」と語り、決勝進出へ向けて決意を新たにした。

 チームの出来については、「ひとつになって良い仕事をした。献身的なプレーやメンタル的にも良かった」とコメント。「今日のロッカールームの気合いは非常に大きかった。非常にポジティブな雰囲気があったね」と振り返るとともに、「次の試合も献身や気合、タレント、個性が必要。決勝進出は、両チームに可能性がある。小さなアドバンテージを手にしたが、誰もどのようなことが起こるかわからないよ」と気を引き締めた。

 ボールポゼッションでは大きく引き離された試合展開だったが、「前半の決定力はファンタスティックだった。明らかな決定機を作っていたね。我々はカウンターの素晴らしいチームなんだ」と誇るとともに、「バイエルン相手では、カウンターを使うのは当然」と明言。「いくつかのチームとの対戦では、ボールを保持することは難しい。もちろん、ボールをキープしたかったよ。ボールを持てば、相手に得点のチャンスはないんだ」と、胸の内を明かした。

 29日に行われるアウェーでのセカンドレグに向けては、「非常に難しいだろう」と予想したが、勝ち抜けへの意気込みも語った。

「小さなアドバンテージはあるし、今日と同じ自信のあるプレーをする必要がある。セカンドレグで何が起きるかは分からない。しかし、自信を持っているよ。苦しむことは分かっているし、戦わなければいけない。今日のように、全ての力を出さないといけない。クラブとタレントから言えば、どんな相手にも勝てる。シーズンの大事な局面で、チーム全員の働きは良い結果を得るための力になっているよ」

 レアル・マドリードは、優勝した2001-2002シーズン以来となる12シーズンぶりの決勝進出を目指す。

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