バルセロナのマスチェラーノがアトレティコ戦を振り返った [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグが9日に行われ、アトレティコ・マドリードとバルセロナが対戦。1-0でアトレティコ・マドリードが完封勝利を収め、1勝1分けで準決勝進出を決めた。
試合後、バルセロナのアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノが敗戦を振り返った。『UEFA.com』がコメントを伝えている。
マスチェラーノは、「当然、皆落ち込んでいるよ。とても悲しいけれど、サッカーとはこういうものだ。結果は、僕たちの望んだものではなかった。拮抗した戦いだったが、最後はわずかな差で逃げ切られてしまったよ。勝利をつかんだのは相手だった。今日の試合でも、アトレティコは序盤の戦いぶりがすばらしくて、僕たちは良くなかったね」と、コメント。「得点が必要なのは僕たちの方だったけれど、向こうにゴールを決められた後も、計画は変わらなかったよ。残念ながら、流れは僕たちに味方しなくて、こちらにもチャンスはあったけれど、こうして敗退が決まってしまった」と、敗退を振り返った。
そして、「僕たちはこの経験から学ばなければならない。12日にはリーガ・エスパニョーラで落とせない試合(第33節グラナダ戦)が控えているのだから、早く立ち直らないと。しかも、1週間後にはコパ・デル・レイの決勝(16日のレアル・マドリード戦)がある」と、今後を見据え、「(チャンピオンズリーグで)さらに先に進みたいと思っていたのは事実だけど、今日の試合の結果にいつまでもこだわってはいられない。誰のせいでもなく、自分たちに責任がある。でも今シーズンはまだ、2つのタイトルを獲得する可能性が残っている」と、敗退からの切り替えを強調した。
バルセロナは、7シーズン連続でのベスト4入りを逃した。