パリSG戦で指揮を執ったモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images
9日に準々決勝が終了し、リーガ・エスパニョーラからレアル・マドリードとアトレティコ・マドリードの2チームがベスト4入りしたチャンピオンズリーグ。
悲願の“ラ・デシマ”(同大会10度目の制覇)を目指すレアル・マドリードにとって、最も手強い相手と見られているのはバイエルンだが、対戦が決まれば“マドリード・ダービー”となるアトレティコ・マドリードや、前指揮官であるジョゼ・モウリーニョ監督が率いるチェルシーの方が話題性はあるとも言えるだろう。
一方、11日に行われる準決勝の組み合わせ抽選レアル・マドリードを引く可能性について質問されたモウリーニョ監督は、古巣とは積極的には対戦したくはないものの、試合自体には問題はないとの見解を示した。
「レアル・マドリードと対戦したいかだって? 好んでやりたいとは思わないが、実際のところ相手はどこでも構わない」
モウリーニョ監督はまた、「もしレアル・マドリードと当たったら、試合を楽しむまでだ」と付け加えたうえ、チェルシーはどのチームにとっても脅威となりえるとの自信を垣間見せた。
「私が間違いなく言えるのは、準決勝では強敵が我々を待っているということだ。そして、そのチームは我々の特性を理解しているはずだ。今のチェルシーは、たとえポテンシャルを最大限に発揮できなかったとしても、特別なスピリットを武器に戦えるチームであるということをね」