バイエルンが英2紙を出禁に…CL準々決勝での差別的記事を非難

差別的記事を書かれたシュヴァインシュタイガー [写真]=Getty Images

 バイエルンは3日、イギリス紙『デイリー・ミラー』と『ザ・サン』に対して、9日に行なわれるチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグのマンチェスター・U戦における取材を許可しないと、クラブ公式HPで発表した。

 両紙は、1日に行なわれたマンチェスター・Uとのファーストレグ後に、バイエルンのドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーに対して、「尊敬の念を抱かない、差別的で個人の見解を伴った侮辱的な記事」を掲載。シュヴァインシュタイガーのスペルである「Schweinsteiger」からドイツ語で豚を意味する「Schwein」を抜き取り、「汚い豚」や「お前は豚」という表現をしていた。

 バイエルンは、「そのような報道を一切受け入れる意向はなく、最も強い言葉でこれを非難する」と表明。ホームで行なわれるセカンドレグで、両紙を締め出す処分を決めた。

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