ヒッツフェルト監督がシャルケとレアルに言及 [写真]=Getty Images
ドルトムントとバイエルンを率いてチャンピオンズリーグを1度ずつ制覇し、現在はスイス代表監督を務めるオットマー・ヒッツフェルト氏が、今シーズンのチャンピオンズリーグを展望。日本代表DF内田篤人所属のシャルケに言及した。ブンデスリーガ公式HPがコメントを伝えている。
シャルケは、決勝トーナメント1回戦でレアル・マドリードと対戦する。ヒッツフェルト氏は、「シャルケは今シーズン、浮き沈みを繰り返した。後のない状況でも、決定的な場面では常にトップパフォーマンスを示してきたね。イェンス・ケラー(監督)は、チームを良く作り上げてきた」と、コメント。シャルケについて言及したうえで、レアル・マドリードとの対戦について、「(レアル・マドリードの)クリスティアーノ・ロナウド、ギャレス・ベイル、カリム・ベンゼマといったFW陣のことだけを考えても、シャルケはレアル・マドリード戦に勝つ見込みはないだろう。レアルの攻撃陣は世界でもトップレベルだ」と、話した。
シャルケに勝つ見込みはないと語ったヒッツフェルト氏だが、「シャルケにもチャンスはある。しかし、あくまでもアウトサイダーとしてのチャンスだ」と、コメント。「(勝ち抜けの)本命について語るならば、議論の余地はない。でも、シャルケにチャンスがないわけではない。もし、2回ともトップパフォーマンスを発揮すれば、レアルに勝てる可能性はある。レアルはリーガ・エスパニョーラで頻繁に引き分けている。勝てない相手ではない」と、述べた。