バイエルンを率いるグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images
バイエルンは19日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のファーストレグで、アーセナルと対戦する。ジョゼップ・グアルディオラ監督がアウェーでの一戦を控え、意気込みを語った。『UEFA.com』が伝えている。
グアルディオラ監督はバルセロナでの指揮官時代を振り返り、「私がアウェーでアーセナルと対戦するのは3度目だが、まだ勝ったことがない」とコメント。「アーセナル戦では、90分間支配することはできないと学んだ。45分か70分ぐらいは支配できるかもしれないが、90分は無理だよ」と語り、アーセナルへの警戒を続けた。
「アーセナルは才能ある選手を抱え、我々を苦しめる力も持っている。しかし、こちらもできるだけベストを尽くしたい。セカンドレグのことはあまり考えず、やるべきことに集中して、うまくいくことを願っているよ」
「我々は、サッカー界で最も権威あるトーナメントに出場している。しかも、アーセナルのスタジアムということで、まさに完璧な舞台が整ったよ。我々はドイツでは好調だが、自分たちのレベルがどれくらいか、この一戦で試すことになる。結果が楽しみだね」
また、アーセナルとは2シーズン連続で激突するが、「準々決勝進出が簡単ではないことはわかっている。昨シーズンのアーセナル戦も知っているからね。バイエルンは勝ったが、最後の5分は非常に苦しんだ」と語り、「(アルセーヌ)ヴェンゲル監督には大きな敬意を持っている。アーセナルは組織が素晴らしく、コンディションも常にいい。そして、必ずポゼッションして試合を組み立てる。ボールを持っていないときがないんだ」と、気を引き締めた。