先制点を挙げたイブラヒモヴィッチ(中央) [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループステージ第5節で、グループCでは、パリSGとオリンピアコスが対戦した。
グループステージ4試合で勝ち点10を挙げ、グループ首位を走るパリSG。ホームでの一戦で、チアゴ・シウヴァ、エディンソン・カバーニ、ズラタン・イブラヒモヴィッチらが先発メンバーに名を連ねた。
パリSGは立ち上がりに先制点を奪う。7分、カバーニが右サイドのグレゴリー・ファン・デル・ヴィールへ展開。ファン・デル・ヴィールがグラウンダーのクロスボールを上げると、中央に走り込んでいたイブラヒモヴィッチが合わせて、ゴールネットを揺らした。イブラヒモヴィッチの得点ランキング首位に並ぶ大会8得点目で、パリSGが1点をリードした。パリSGは前半、ボールポゼッション率70パーセントを記録し、オリンピアコスを圧倒。1-0でハーフタイムを迎えた。
パリSGは後半開始早々に、マルコ・ヴェッラッティが2度目の警告を受けて退場処分に。数的不利での戦いを強いられる。オリンピアコスは80分に同点弾を奪う。左CKから、ゴール前でのこぼれ球に反応したコスタス・マノラスが押し込んだ。
同点に追い付かれたパリSGは、90分に勝ち越し。スルーパスを受けたカバーニが、右足シュートでゴールネットを揺らした。試合は2-1で終了。パリSGは勝ち点を13に伸ばし、グループ首位を確定。決勝トーナメント進出を決めた。敗れたオリンピアコスは、ベンフィカと勝ち点7で並んだものの、グループ2位をキープ。グループステージ突破を懸けて、最終節に臨むこととなった。
12月10日のグループステージ最終節で、パリSGは敵地でベンフィカと、オリンピアコスはホームでアンデルレヒトと対戦する。