UEFA(欧州サッカー連盟)は、26日と27日に行われるチャンピオンズリーグ第5節で、試合前に8日にフィリピンを襲った台風の被災者へ、支援の意志を示すため、各試合の前に横断幕を掲げることを決めた。
横断幕には、「Hindi kayo nagiisa, Pilipinas」(タガログ語で、「フィリピンの皆さん、あなたたちは一人ではない」)とメッセージが綴られる予定となっている。UEFAのミシェル・プラティニ会長は、「ヨーロッパのサッカーファミリーが、試合前にピッチ上で団結し、深い哀悼の意と、支援を表明します。大きな災害で残った課題に取り組むにあたり、フィリピンの方々が、引き続き強さを発揮することを願ってやみません」と、声明を発表している。
また、UEFAは最善の支援方法を検討するため、フィリピンサッカー協会とコンタクトを取っていると併せて報告している。