得点を挙げ喜ぶC・ロナウド [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節が5日に行われ、グループBではユヴェントスとレアル・マドリードが対戦した。
勝利すれば自力でグループステージ突破が決まるレアル・マドリードと、勝ち点2でグループ3位と厳しい状況に置かれているユヴェントスの対戦は、ホームのユヴェントスがボールを保持し、レアル・マドリードがカウンターを狙う展開で進む。28分にユヴェントスは、左サイドに流れたカルロス・テベスのアーリークロスにファーサイドのクラウディオ・マルキジオが頭で合わせたが、GKイケル・カシージャスが右足で防いだ。
試合を優勢に進めるユヴェントスは42分、ペナルティエリア内左で、ポール・ポグバがラファエル・ヴァランに倒されてPKを獲得。これをアルトゥーロ・ビダルが決めて、ユヴェントスが先制し、リードして前半を折り返す。
前半押し込まれたレアル・マドリードだが52分、カリム・ベンゼマのスルーパスをエリア内左で受けたクリスティアーノ・ロナウドが、GKを引きつけて冷静にシュートを決め、同点とする。直後にもシャビ・アロンソがミドルシュートを放つが、クロスバーに当ててしまう。ユヴェントスは59分に、エリア内左サイドからポグバがマイナスクロスを送ると、マルキジオにチャンスが訪れるが、GKカシージャスとペペに防がれた。
レアル・マドリードは60分、マルセロの縦パスを受けた左サイドのC・ロナウドが逆サイドへパスすると、受けたギャレス・ベイルがエリア内に侵入し、左足のシュートをゴール右隅へ決めて逆転に成功する。しかしユヴェントスも65分、右サイドからのクロスをフェルナンド・ジョレンテが頭でゴールへねじ込み、同点に追いつく。
その後、両者は3点目を狙うが、ネットが揺れることはなく、2-2の引き分けに終わった。レアル・マドリードは勝ち点を10に伸ばしたが、決勝トーナメント進出決定は次節へ持ち越しとなった。グループステージ3試合目の引き分けとなったユヴェントスは、グループ最下位に転落している。
27日に行われる第5節では、ユヴェントスがコペンハーゲン、レアル・マドリードがガラタサライとそれぞれホームで対戦する。