2点目を決めたマンジュキッチ(右2番目)を祝福するバイエルンの選手たち [写真]=Bongarts/Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節が17日に行われ、グループDではバイエルンと日本代表MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワが対戦。本田は先発出場した。
ホームゲームに臨んだ前回王者のバイエルンは立ち上がりから押し込むと、開始3分にゴール正面やや遠い位置でダヴィド・アラバがファールを受けてFKを獲得すると、自身が直接狙ったシュートがゴール右に決まり、早くも先制に成功する。
7分にも右サイド浅い位置からのスルーパスに抜けたマリオ・マンジュキッチがGKと1対1になるが、イゴール・アキンフェエフが防いだ。押し込まれるCSKAも12分にカウンターからアーメド・ムサの落としを受けた本田が再度、左に流れたムサに戻し、ムサはカットインからシュートしたが枠の右へ外れた。14分にバイエルンは両サイドからの攻撃を繰り返し、最後はアラバの左クロスをマンジュキッチが頭で合わせたが、枠の上へ外れた。19分にもラフィーニャがエリア内右からシュートするが、ゴール右にそれていった。
37分にバイエルンは、右サイドからのラフィーニャのクロスをフランク・リベリーが頭でコースを変え、ファーサイドのマンジュキッチがダイビングヘッドで狙ったが、ゴール右のポストに当たり、追加点とはならなかった。しかし、41分に右FKを得ると、アルイェン・ロッベンが中央に送ったボールをマンジュキッチが頭で合わせ、今度はネットを揺らし、2点目を得た。前半はバイエルンがリードして折り返す。
後半に入り、CSKAがボールを保持する時間が増えたが、68分にバイエルンは、アラバの浮き球パスにDFライン裏へ抜けたロッベンが胸トラップから左足で決め、追加点を獲得。CSKAは前線で本田が体を張ってボールを収めるなどしたが、無得点に終わり、3-0でバイエルンが勝利した。なお、本田はフル出場している。
10月2日に行われる第2節で、バイエルンはアウェーでマンチェスター・C、CSKAモスクワはホームでヴィクトリア・プルゼニと対戦する。