決勝点をアシストしたマンチェスター・Uの香川真司(左)
チャンピオンズリーグのグループリーグ第1節が19日に行われ、グループHでは日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uが、ガラタサライと対戦した。
ホームにガラタサライを迎えたマンチェスター・Uは、香川真司やロビン・ファン・ペルシーが先発出場した。試合は開始早々から激しい攻防を見せると、7 分にマンチェスター・Uが先制。ゴール前で香川とのワンツーでGKとの1対1となったマイケル・キャリックが、落ち着いてゴールを奪った。
1点のリードを得たマンチェスター・Uは、徐々に攻勢を強めるが、カウンターやセットプレーから度々ゴールを脅かされる。攻撃でも32分にペナルティエリア内にドリブルで侵入した香川が倒されたが、PK獲得はならなかった。
1点差で後半を迎えると、52分にラファエウがPKを奪取。マンチェスター・Uは、追加点の絶好機を得る。ところが、ナニのシュートはガラタサライのGKフェルナンド・ムスレラに防がれ、リードを広げることができなかった。
マンチェスター・Uはボールを支配しながらもなかなか2点目を奪えずにいると、72分にはカウンターからガラタサライのブラク・ユルマズとエムレ・コラクに続けて決定的なシュートを打たれてしまう。しかし、GKダビド・デ・ヘアの攻守でピンチを切り抜けた。
マンチェスター・Uはその後、ダレン・フレッチャーとハビエル・エルナンデス、ダニー・ウェルベックを投入。1-0のまま逃げ切りに成功して、チャンピオンズリーグの初戦を白星で飾った。なお、香川は84分にウェルベックとの交代でピッチを後にしている。
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