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C・ロナウド、サウジ1部アル・ナスル加入が決定的か…1月から2年半契約と西紙報道

2022.12.05

アル・ナスルへの移籍が噂されるC・ロナウド [写真]=Getty Images

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、アル・ナスル(サウジアラビア1部)への加入が決定的になったようだ。5日、スペイン紙『マルカ』が報じた。

 C・ロナウドは先月13日、イギリス人ジャーナリストのピアーズ・モーガン記者の独占インタビューに応じ、当時所属していたマンチェスター・Uやエリック・テン・ハフ監督らを批判。同クラブでの居場所は完全になくなり、同22日に双方合意の上で契約を解除した。

 先日にもC・ロナウドがアル・ナスルと契約を結ぶ可能性を報じていた『マルカ』紙は、「移籍決定」と報道。既報通り、2023年1月1日から2年半契約を結び、1シーズンあたりの契約総額は2億ユーロ(約286億円)になると伝えている。

 ベースの給与は1億ユーロ(約143億円)弱となり、広告を通じた経済的なインセンティブが残りの半分を占める模様だ。C・ロナウドが世界で最も高い報酬を得るスポーツ選手となり、パリ・サンジェルマンに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやブラジル代表FWネイマールですら遠く及ばないという。

『マルカ』紙はC・ロナウドについて、「世界のトップレベルからは遠く離れたその大会で、失われた支配力を取り戻そうとするチームに身を置くことになる。競技面での後退は明らかだが、彼のサッカーは徐々に別の競技レベルになりつつある。数カ月前には考えられなかったが、ポルトガルではワールドカップでの活躍に批判が集まっているほどだ」とも綴っている。

 来年2月に38歳の誕生日を迎えるC・ロナウドは、2002年8月に母国のスポルティングでデビューを飾り、2003-04シーズンから08-09シーズンにかけてもマンチェスター・Uに在籍。2009年夏に当時の史上最高額となる移籍金でレアル・マドリードに移籍し、9年間で様々な伝説を打ち立てた。2018年夏からはユヴェントスで得点を量産。2021年夏にマンチェスター・Uへの電撃復帰を果たしたものの、今季は出場機会を減らして前述のインタビューにつながった。

 また、代表では通算194試合に出場し、118ゴールを記録している。FIFAワールドカップカタール2022では、初戦のガーナ代表戦で5大会連続ゴールの偉業を達成していた。

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