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中島翔哉が再び中東へ、UAE強豪アル・アイン移籍が決定…塩谷司と同僚に

2021.01.17

ポルトの中島翔哉が再び中東へ移籍 [写真]=Icon Sport via Getty Images

 アラビアン・ガルフ・リーグ(UAE1部)のアル・アインは16日、ポルトからFW中島翔哉をレンタル移籍で獲得したことを発表した。

 契約期間は今年6月30日までとなる。中島は加入に際してクラブ公式サイトを通じ、「アジアの最高のクラブの一つに所属できることを非常に嬉しく、誇りに思います」と喜び、クラブでの意気込みについては以下のようにコメントした。

「サッカーにおける成功と偉大な成果は、常にコミットメント、献身、ハードワーク、そして忠誠心、帰属意識、チームのバッジを守るための戦いの精神を示すことと関連しています。僕はいくつかのクラブでプレーしている間、豊富なチャレンジを経験しましたが、そのたびにサッカーに対する情熱があったからこそ、それを乗り越えてきました。これから、僕は大きな野心を持ったチームで新たな挑戦を始めます。チームメイトと共に目標をすべて叶え、クラブを幸せにし、誇りにすることができればと思っています」

 現在26歳の中島は、2017年夏にFC東京からポルトガルのポルティモネンセに移籍し、初年度からプリメイラ・リーガで29試合出場10ゴールの活躍を見せた。翌2018-19シーズンはリーグ戦13試合出場で5ゴールを決めていたが、シーズン途中の2019年2月にカタールのアル・ドゥハイルに移籍。だが、同年7月には強豪ポルトに2024年6月までの契約で加入し、約半年でポルトガル復帰を果たしていた。

 ポルトでは2019-20シーズンに公式戦28試合に出場して1ゴールを記録。だが、昨年3月に新型コロナウイルスの影響でリーグが中断すると、中島はチームを離脱したままシーズンを終えていた。それでも、同8月にはチーム練習に合流し、同10月に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・C戦に途中出場して日本人選手21人目のCLデビューとともに約7カ月ぶりの試合復帰を果たしていた。今シーズンは公式戦9試合に出場していたが、昨年12月中旬から再びベンチ外が続いていた。

 新天地のアル・アインはUAEの1部リーグで最多13回の優勝を誇る強豪で、日本代表DF塩谷司が2017年夏から所属している。昨年10月に開幕した今シーズンはリーグ戦第12節を終えて5勝5分2敗で5位につけている。

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