フッキが、上海上港に別れのメッセージ？ [写真]＝Getty Images
中国サッカー・スーパーリーグの上海上港に所属する元ブラジル代表FWフッキが、今年限りで同クラブを退団するかもしれない。12日に、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。
現在34歳のフッキは、川崎フロンターレや北海道コンサドーレ札幌、東京ヴェルディなどでプレーした経験があり、日本のサッカーファンにもお馴染みの選手だ。Jリーグで活躍した後は、ポルトやゼニトでチャンピオンズリーグ（CL）やヨーロッパリーグ（EL）などの欧州の大会でも躍動。2016年には上海上港へ移籍し、現在までプレーを続けている。
フッキは12日に、自身のインスタグラムを更新。スーパーリーグで100試合出場を達成したことを喜ぶと同時に、上海上港の関係者に感謝の気持ちを述べた。
「2016年に中国へやってきてからというもの、僕はすべての人たちから素晴らしい扱いを受け、尊敬されてきた。クラブでは前例のないようなタイトル獲得ラッシュができたし、素晴らしい歴史を築き上げた。会長、クラブ上層部、監督には感謝しているし、特にいつも愛情と尊敬をもって接してくれたサポーターと、ともにプレーした選手たちとは愛情や友情を育んできた。クラブのみんな、ありがとう。みんなに神のご加護がありますように。本当にありがとう！」
この、クラブと中国に別れを告げるようなメッセージを受け、『グローボ』は「フッキがさようならを告げた」と上海上港退団を予想。実際に、フッキは上海上港との契約が今年12月31日で満了となるため、移籍の可能性は十分にあるといえる。また、同メディアによると、プレミアリーグの2クラブを含む欧州クラブや、アメリカ・メジャーリーグサッカー（MLS）のクラブがフッキ獲得のためにオファーを準備しているようだ。
By サッカーキング編集部
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