ポルトガルでは、5月末にサッカーが日常に戻ってくるかもしれない [写真]=Getty Images
ポルトガルのアントニオ・コスタ首相が、同国のプリメイラ・リーガおよびタッサ・ダ・リーガを5月下旬に再開する予定であることを発表した。4月30日に、オランダメディア『デ・テレグラフ』が報じている。
ポルトガルでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で国内リーグ戦のプリメイラ・リーガ、同カップ戦のタッサ・ダ・リーガの開催を中断していた。コスタ首相は、条件付きでサッカーの試合を順次再開させる考えを明らかにした。
コスタ首相が示した“条件”とは、「試合は無観客状態で行うこと」「再開について保健当局から承認を得ること」「新型コロナウイルス対策を適切に実施できる安全なスタジアムを使用すること」だという。
『デ・テレグラフ』が伝えたところによると、ポルトガルでは他のプロスポーツがまだ再開禁止となっているため、当面のところ政府が唯一の例外として再開を認めるのはサッカーだけになるだろうとのこと。新型コロナウイルス対策が盤石だと判断された場合にのみ、ポルトガル国民の日常にサッカーが戻ってくることになりそうだ。
By サッカーキング編集部
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