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自身は給与大幅カットも…クラブオーナー・ビダルが見せた“男気”とは?

現役選手でありながらクラブオーナーを務める、バルセロナのビダル [写真]=Getty Images

 新型コロナウイルス流行の影響により、バルセロナのトップチームの選手たちはクラブの財政悪化回避に向けて給与の70パーセント以上がカットされることになった。そんななか、チームの一員であるチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルも少なからず関わったある“宣言”が、スペイン紙『マルカ』電子版で伝えられている。

■「契約を尊重し、全面的にサポート」

[写真]=Getty Images


 ビダルは現役選手でありながら、母国チリの3部リーグに所属する「ロデリンド・ロマン」というクラブのオーナーを務めている。首都サンティアゴのサン・ホアキン地区に本拠を置くこのクラブは、ビダルにとっては地元のクラブであり、彼自身が幼少期を過ごしたクラブでもある。

 チリのサッカー界も新型コロナウイルスの影響を受けており、国内リーグは中断が続いている。3部リーグともなるとクラブの財務状況はかなりひっ迫していると予想されるが、クラブは2日に公式ツイッターで次のような声明を発表した。

「公衆衛生上の難しい問題が我が国に影響を与え、フットボールのある世界がいつ戻ってくるか分からない状況ではあるが、ロデリンド・ロマンは現在、活動停止中であるトップチームの契約を尊重し、全面的にサポートすることを宣言する」

 チリのメディア『MEGANOTICIAS』によると、1部リーグのウニオン・エスパニョーラというクラブが選手たちの3月の給与から5日分をカットするなど、給与削減に乗り出す事例も出てきているという。だが、ビダルがオーナーを務めるロデリンド・ロマンは、トップチームの選手やスタッフの給与を満額保障することを約束した。

 また、『MEGANOTICIAS』はロデリンド・ロマンの選手たちがWeb会議デバイス『Zoom』を使い、フィジカルトレーナーの指示の下、自宅でトレーニングする様子も伝えているが、ビダルはロデリンド・ロマンのスタッフと頻繁にコミュニケーションを取り、選手の状況を把握しながらトレーニングメニューを伝えるなど、チームの運営もサポートしているという。

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