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1.商売上手なクラブはいくらの利益を出してる? ベスト11を組んで検証してみた![ベンフィカ編]

2018.11.11

[写真]=Getty Images

 欧州リーグ開幕から早くも3カ月が経過した。今季も試合結果のみならず様々な話題がサッカー界を席巻している。中でも大きく取り上げられたのがチャンピオンズリーグ3連覇中のレアル・マドリードの大苦戦だ。開幕からチームの調子は上がらず、早速フレン・ロペテギ監督が解任された。さらに、ブンデスリーガ6連覇中の王者バイエルン・ミュンヘンがまさかの出遅れを喫するなど、ビッグクラブに暗雲が立ち込めている。そんな中、年明けに待ち受けているのが、冬の移籍市場だ。チームの立て直しを図るクラブはもちろん、各国のビッグクラブがタイトル獲得のために大金を投じ、多くのビッグディールが行われるだろう。

 そこで、今回は商売上手な手腕で、名プレーヤーを輩出してきたクラブをおさらい。本日11月11日にちなんで、全11チームをセレクト。高額な移籍金をクラブにもたらした選手でベスト11を組んでみた! さらに、その11人による合計収支まで全11回シリーズでお届けする。初回は、近年の移籍市場で多くの選手を各国へ送り出してきたベンフィカをセレクトした。

 まず、ベンフィカから移籍を果たした歴代の選手で組んだベスト11がこちら! 

フォーメーションは4-3-3を採用

 見ての通り各ポジションにスペシャリストが揃った。そして、彼らは多額の利益を生み出した11人でもある。その金額は……

金額は『Transfermarkt.de』を参照。(日本円は11月11日時点のレートで換算)
写真=ゲッティイメージズ

ゴンサロ・グエデス


2015年、ベンフィカBチームからトップ昇格。

2017年、ベンフィカからパリ・サンジェルマンへ移籍。
移籍金:3000万ユーロ

収支:+3000万ユーロ

 

ロドリゴ


2010年、レアル・マドリードからベンフィカに加入。
移籍金:600万ユーロ

2015年、ベンフィカからバレンシアへ移籍。
移籍金:3000万ユーロ

収支:+2400万ユーロ

 

アンヘル・ディ・マリア


2007、ロサリオからベンフィカに加入。
移籍金:800万ユーロ

2010年、ベンフィカからレアル・マドリードへ移籍。
移籍金:3300万ユーロ

収支:+2500万ユーロ

 

レナト・サンチェス


2015年、ベンフィカBチームからトップ昇格。

2016年、ベンフィカからバイエルン・ミュンヘンへ移籍。
移籍金:3500万ユーロ

収支:+3500万ユーロ

 

ネマニャ・マティッチ


2011年、チェルシーからベンフィカに加入。
移籍金:500万ユーロ

2014年、ベンフィカからチェルシーへ移籍。
推定移籍金:2500万ユーロ

収支:+2000万ユーロ

 

アクセル・ヴィツェル


2011年、スタンダール・リエージュからベンフィカに加入。
移籍金:900万ユーロ

2012年、ベンフィカからゼニトへ移籍。
移籍金:4000万ユーロ

収支:+3100万ユーロ

 

ファビオ・コエントラン


2007年、リオ・アヴェからベンフィカに加入。
移籍金:90万ユーロ

2011年、ベンフィカからレアル・マドリードへ移籍。
移籍金:3000万ユーロ

収支:+2910万ユーロ

 

ヴィクトル・リンデロフ


2015年、ベンフィカBチームからトップ昇格。

2017年、ベンフィカからマンチェスター・Uへ移籍。
移籍金:3500万ユーロ

収支:+3500万ユーロ

 

ダヴィド・ルイス


2007年、ヴィトーリアからベンフィカに加入。
移籍金:50万ユーロ

2011年、ベンフィカからチェルシーへ移籍。
移籍金:2500万ユーロ

収支:+2450万ユーロ

 

ネルソン・セメド


2015年、ベンフィカBチームからトップ昇格。

2017年、ベンフィカからバルセロナへ移籍。
移籍金:3057万ユーロ

収支:+3057万ユーロ

 

エデルソン


2015年、リオ・アヴェからベンフィカに加入。
移籍金:50万ユーロ

2017年、ベンフィカからマンチェスター・Cへ移籍。
移籍金:4000万ユーロ

収支:+3950万ユーロ

 

合計収支:3億2367万ユーロ(約417億円)

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