悲しみにくれるサッカー選手 [写真]=Getty Images
イラク・プレミアリーグでプレーするGKアラー・アハマドは、とある秘密を隠しながら試合に出場していた。イギリスメディア『BBC』が報じている。
ナフト・メイサンに所属する同選手は、15日に行われたアル・ショルタ戦に出場した直後、人目をはばからず泣き始めた。自身の息子を同日に亡くしていたからである。
さらに、アハマドは仲間に心配をかけまいと、悲痛な胸の内を、試合前に誰にも打ち明けることはなかった。ピッチ上で感情を抑えられなくなった同選手は、チームメイトに支えられながらロッカールームへ引き上げていった。
昨年11月には、アメリカンフットボールの選手も同じような境遇に陥っていた。マークス・ゴドウィンは、新しく生まれた自分の息子が亡くなった数時間後に試合に出場してゴールを決めた。