ローマ、レンタル在籍中の元仏代表DFエムビワを完全移籍で獲得か

ゼコと競り合うヤンガ・エムビワ(左) [写真]=Getty Images

 ローマが、ニューカッスルから1年間のレンタル移籍で加入している元フランス代表DFマプ・ヤンガ・エムビワの完全移籍に向けて、近日中にクラブ間での交渉をスタートさせるようだ。イギリスメディア『ニューカッスル・クロニクル』が報じている。

 今夏の移籍市場最終日にローマへ加入したヤンガ・エムビワは、元ブラジル代表DFレアンドロ・カスタン、イタリア代表DFダビデ・アストーリらの負傷離脱を受けて、直近の4試合で先発出場。9月30日に行われたチャンピオンズリーググループE第2節のマンチェスター・C戦(1-1のドロー)では、強力な攻撃陣を相手に見事なパフォーマンスを披露し、敵地での勝ち点獲得に貢献した。

『ニューカッスル・クロニクル』によると、ここ数試合におけるヤンガ・エムビワのパフォーマンスを高く評価するローマが、完全移籍での獲得に向けてニューカッスルとの交渉を準備しているという。

 元々、両クラブは今夏に行われた移籍交渉の場で、シーズン終了後に550万ポンド(約9億5000万円)を支払えば、同選手を完全移籍で獲得できる買い取り条項を結んでいる。だが、より安価な価格での獲得を目指すローマは、今後の交渉で移籍金の減額を要求する模様だ。なお、同メディアは両者の交渉が400万ポンド(約7億円)前後でまとまる見込みだと伝えている。

(記事/超ワールドサッカー)

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