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スペイン代表ピケがポーカーのW杯に出場も、大会2日目で敗退

2014.07.10

ポーカー好きとして知られるピケはポーカーW杯に出場した [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップで大会連覇に挑んだスペイン代表だが、まさかのグループリーグ敗退に終わり、選手たちは予定より早めのバカンスを楽しんでいる。

 MFダビド・シルバは、家族と共に地中海に浮かぶイビサ島でリラックスしている姿が目撃された一方、GKイケル・カシージャスはポルトガル南部のアルガルベで、恋人でTVリポーターのサラ・カルボネロさん、そして今年1月に生まれたばかりのマルティン君と共に、パパとして初めて迎える夏休みを満喫していたようだ。

 そんな中、DFジェラール・ピケは、このひと月で2度目となる“ワールドカップ”に出場した。といっても、種目はサッカーではなくポーカー。アメリカはラスベガスのカジノで行われている、ポーカーの世界大会「ワールドシリーズ・オブ・ポーカー2014 ~メインイベント~」に参加したのだ。同イベントは、毎年ラスベガスで開催される世界最大のポーカー大会で、10000ドル(約100万円)の参加費を支払えば誰でもプレー可能。つまり、参加者全員が世界チャンピオンになれるチャンスがある。

 ピケのポーカー好きはスペインでは有名で、昨夏も同大会に出場した。また2011年9月には、バルセロナで行われた別の大会に出場し、元手の10倍近い額を稼いで3位に入賞したこともある。ブラジルで失意の時を過ごしたピケにとっては、言わば名誉挽回の機会でもあったわけだ。

 さて、その気になる結果だが、現地8日に行われた大会初日、元手30000ポイントでスタートしたピケは、一時それを55000ポイントまで増やすも、最終的には23325ポイントで終わった。そして、続く大会2日目は、一時100000ポイント以上まで成績を急上昇させるも、その後大きく負け越し、残念ながらこの時点で大会からの敗退を余儀なくされてしまった。

 ポーカー専門サイト『poker-red.com』は、ピケのポーカースタイルについて、「とてもアグレッシブで、勝ち負けの差が激しい」と評したが、まさにその通りの結果となってしまったようだ。

 昨シーズンから勝負の女神に見放され続けているピケは、このポーカー大会でも負の連鎖を食い止めることができなかった。だが、束の間のオフに、しっかりと気分転換を果たせたことだけは確かだろう。

(記事/Footmedia)

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