アルジェリア代表のW杯初のベスト16入りを祝い国内でお祭り騒ぎに [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップで初の決勝トーナメント進出を決めたアルジェリアで、国中が歓喜に包まれる中、2人のサポーターが死亡し、31人がけがをした。フランス紙『レキップ』が伝えている。
国営のラジオ局によると、27日、木曜日から金曜日にかけて、5カ所で自動車事故があり、2人が死亡、31人がけがをしたと治安当局から発表があった。
一方、フランスのパリでもアルジェリア系の住民を中心に多くのファンがベスト16入りを祝った。お祭りに騒ぎから過激化した一部のファンは、車を燃やしたり、警官隊と衝突する事件に発展。フランスのラジオ局『RTL』によると、パリ市は、来週の月曜日のドイツ対アルジェリア戦のパブリックビューイングは行わない決定を下した。
アルジェリアでは昨年11月にワールドカップ出場決定時にも、サポーターの若者が飲酒運転で暴走するなど大騒ぎし、交通事故が発生。12人が死亡した他、240人が負傷している。