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C・ロナウドに「選手生命の危機」…主治医が本人に伝えたと報じられる

2014.06.19

C・ロナウドは左ひざのけがから完全に回復していない状態でプレーを続ける [写真]=Getty Images

「2カ月の完全休養をとらなければ、フットボーラーとしての将来が危ぶまれる」

スペインのオンラインニュースサイト『エル・コンフィデンシアル』によれば、クリスティアーノ・ロナウドが最も信頼を寄せているポルトガル人ドクターのジョゼ・カルロス・ノローニャ医師が、6月14日に行われたひざの再検査の結果を見て、本人にこう伝えたという。

 コロンビア代表FWラダメル・ファルカオの手術も担当した世界的権威のノローニャ医師は、チャンピオンズリーグの準決勝や決勝の前にも、ひざに痛みを抱えるC・ロナウドに出場を回避するよう助言したという。だが、C・ロナウドは「プレーするかどうかを決めるのは俺自身だ」と欠場を拒否し、ワールドカップ初戦のドイツ戦でも、その考えが変わることはなかったそうだ。

 同記事では、プロテニスプレーヤーのラファエル・ナダルを例にとり、ひざの痛みが慢性化する前に、C・ロナウドは休養する必要があると報じている。ナダルは膝蓋腱炎を慢性化させてしまい、腱移植の手術を行った結果、復帰まで7カ月かかった。ただ、それでも再発の恐れを抱えているそうだ。

 ただし、ポルトガルの『オ・ジョゴ』紙がノローニャ医師を取材したところ、同医師は『エル・コンフィデンシアル』の記事はウソだと訴えている。ドクターは、今大会中は彼の治療に専念し、もうメディアの取材には答えないと“ダンマリ”を決めこんでしまった。

 大会屈指のスーパースターは、第2戦以降で輝けるのか。彼の状態を知るには、実際にピッチの上で起こることを見る以外になさそうだ。

(記事/Footmedia)

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